企業内に所属する薬剤師の職種の一つにCROと呼ばれる職種があります。このCROは治験の支援業務を主な仕事内容として行いますが、具体的には次の3つの業務に携わります。1つ目はモニタリング業務です。これは治験が不備なく進行しているかどうかをチェックする業務であり、医療機関を定期的に訪問することによって、現場の医療従事者と交渉を重ねて治験の進行を補助します。
2つ目はデータマネジメント業務です。これは実施されている治験のデータをパソコン上で入力、修正、管理等を行う作業です。3つ目は統計解析業務です。これは治験によって得られた薬の効能や効果などを統計学的な観点から解析し、集計データを作成する作業です。
これら3つの業務を主に行うことになり、実際には製薬会社での創薬研究チームの一員として所属して新しい薬の開発をサポートする役割を担います。
● 参考
見る価値あり!薬剤師転職専門サイトメディカルアナリスト公式サイト
www.medicalanalyst.org
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資格がないとできないのが、薬剤師の仕事ですが、仕事内容としては、働く場所によって違ってきます。病院で働くのであれば、患者さんに処方する薬に対して責任を持つ必要があります。入院している患者さんに処方する薬や、服用している薬についてきちんと理解しておく必要があります。
調剤薬局であれば、指定された薬を患者さんに渡す仕事となります。ドラッグストアでは、相談内容によってどの薬が合うかや、販売も行う必要があります。どの場所で働いても患者さんのためになる仕事を行うことができるためとてもよい仕事です。
薬を渡すときにたった一言告げた言葉が、患者さんを救うことにつながることになる場合もあります。仕事にすると絶対によいです。薬の知識をきちんと得ることができるため、どこにいっても人のために知識を役立てることができるはずです。